【インテリア業界の仕事】インテリアコーディネーター その1
インテリアコーディネーターとは
インテリアコーディネーターは、あるひとつの空間の用途に合わせて、空間を構成する各要素において適切な色や素材、デザインなどをバランスよく組み合わせ、最適なコーディネートを行うのが主な仕事です。
対象とする空間は住宅が多いですが、オフィスや店舗、医療施設、商業施設など多岐にわたります。
どんな雰囲気の空間にしたいのか、その空間でどのように過ごしたいのかといったクライアントの要望に沿いつつ、空間全体のバランスを見ながらプロとしてプラスαのコーディネートを提案していきます。
インテリアコーディネーターの仕事内容
お客様の要望をヒアリングした上で建物内のインテリアについてアドバイスし、総合的にその空間をコーディネートすることがインテリアコーディネーターの大切な仕事です。
お客様と打合わせを重ねながら、そのイメージを具現化するためのプランを立てていきます。
具体的な仕事内容は以下の4つに分けられます。
①コンサルティング…お客様の希望や予算などを聞き、専門家の立場からアドバイス。
②プランニング…要望に沿ったプランを作成。全体の雰囲気やレイアウトから具体的なイメージまで固めていきます。
③商品セレクト…内装材や家具など、最終的なイメージに沿った商品をセレクト。
④プレゼンテーション…図面や資料、立体モデルなどを用いてイメージをビジュアル化。お客様に提案します。
インテリアコーディネーターになるために有利な資格とは
インテリアコーディネーターに関連する資格は以下の通りです。
●インテリアコーディネーター
インテリア産業協会が認定する、インテリアに関する幅広い商品知識を持ち住む方にとって、快適な住空間を作るためのインテリア計画や商品選択のアドバイスすることを目的とした資格です。
インテリアコーディネーターを目指すなら、まず押さえておきたい資格です。
※インテリアコーディネーター資格については、こちらをご覧下さい。
●福祉住環境コーディネーター
高齢者や障害者へ住みやすい住環境を整備するためのコーディネートすることを目的とした民間資格です。
※福祉住環境コーディネーター資格については、こちらをご覧下さい。
●建築CAD検定
建築用図面を「CAD」を使って描く技量を測る試験。准1級・2級・3級・4級まであり。
(全国建築CAD連盟 主催)
●建築士
建築物の設計及び工事監理、その他手続き等を行うことを目的とした国家資格です。
●建築施工管理技士
施工管理技士国家資格のうちの1つで、資格には1級と2級があります。