【資格アレコレ】キッチンスペシャリスト資格試験

2020-06-19

キッチンスペシャリスト資格試験とは

キッチンスペシャリストは、公益社団法人インテリア産業協会が主催している民間資格です。

生活者のニーズに合わせて、キッチン空間・機能・設計・施工の知識を活かし、快適で使いやすいキッチン空間を提案するスペシャリストを認定する資格です。

 

住空間と住生活および食生活に関する知識と経験を活かし、ユーザーのニーズに応えて、キッチン空間の構成・使用・維持等に関するアドバイスをするのが主な仕事です。

キッチンスペシャリストは建築・インテリア・住宅設備業界などの様々な業種の顧客接点の場面で活躍しています。

近年では、キッチンなどの水回りのリフォームなど、活躍の場は広がっている資格です。

 

試験では住居と食生活、キッチン全般に関する知識が問われます

 

学科試験は2時間のマークシート式の試験です。

試験内容は住居と食生活に関すること、キッチン空間に関すること、キッチン機能に関すること、キッチン設計施工に関すること、キッチン販売に関することなど、キッチン全般に関する知識が問われます。

実技試験は、筆記(図面表現)によるキッチン空間の企画・提案に関する内容となっています。

実技試験の試験時間は2時間半です。

 

近年の合格率は31%~42%の間で推移

 

キッチンスペシャリスト資格試験の2019年度の合格率は31.6%でした。

近年の合格率は31%~42%の間で推移しており、地道に勉強を進めれば合格は難しくないでしょう。

 

この資格の一番の難関は、実技試験です。

キッチン空間の企画提案を行うために実際に製図する能力を問われる科目は特に難しいので、製図道具の使い方から基本の作図や設計方法について、しっかりと勉強しておきましょう。

 

キッチンスペシャリスト資格の勉強方法

キッチンスペシャリストの資格を取得するためには

(1)住宅に関する建築の知識 (2)キッチン機能の性質や料理に対する知識 (3)キッチンを販売するための知識 (4)製図に対する知識

が必須になります。

 

学科試験対策は過去問から出題される傾向があるので、過去問題集必ず最新の本を準備し、それをやりこむことが大切になります。

受験対策をしっかりと進めておけば学科試験はクリアできます。

 

ただ、実技に関しては手描きでの製図が必須になりますので、作図や設計方法について特に力を入れて勉強しておきましょう。

業界未経験の方は、スクールに通うか、またはインテリア産業協会が主催する通信講座などを受講し、効率よく学習することがおススメです。

 

いかがでしょうか?

キッチンメーカーなどに努めて知識を学び、後々資格を取得することを目指すのも良いかと思います。

ぜひ検討してみてくださいね。

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