インテリア業界の仕事01 「インテリアコーディネーターとして働くには?」

2017-01-25

インテリアコーディネーターは、住宅や商業施設など様々な
クライアントに対して、インテリアに関するアドバイスをする
仕事です。
華やかなイメージから、若い女性に人気の職種でもありますが、
今回は、そんなインテリアコーディネーターの仕事に就くには
どうすれば良いのかについて、みていきましょう。

 

①資格取得→関連企業に就職、が王道ルート

実は、インテリアに関する業務を行うのに特に資格は
必要ありません。
インテリアコーディネーター資格は、インテリア産業協会が
設けた民間資格であり、インテリアコーディネーターの仕事に
携わるための絶対条件ではないのです。
しかし、インテリアコーディネーター試験の合格率は、例年
20%~30%となっており、決して簡単なものではありません。
そのため、絶対必要ではないにしても資格を保持しておけば、
インテリア業界での就職にはプラスとなります。
②難関の一次試験

インテリアコーディネーター資格試験は、一次と二次があり、
一次試験の難易度が特に高く、約70%の受験者がここで脱落します。
試験内容も、インテリアコーディネーターの仕事に関することから、
インテリア産業の発展の過程や二級建築士資格試験と同程度の
建築知識に至るまで、建築・インテリアに関する幅広い知識が
求められるのです。
学校に通ったり通信教育を利用する人もおり、社会人が働きながら
資格を取得するには、相当の熱意が必要だと言えます。
③有資格者でも実務経験なしがネックに

異業種からの転職者も多いインテリアコーディネーターの仕事。
しかし社会人の場合、難関を突破してインテリアコーディネーターの
資格を取得したとしても、実務経験がなければ正社員としての就業が
難しいのが実情です。
そのため、まずはアルバイトや派遣社員として経験を積み、その後
正社員としての就職を目指すのも良いでしょう。
次回は、インテリアコーディネーターの具体的な仕事内容について
見ていきましょう。

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