【職種について】構造設計
2013-03-25
構造設計とは
地震などに対して建物が壊れないように構造計算を行い、柱、梁の大きさや鉄筋の本数を決めたり、基礎の形式を決め、構造設計図を作成します。
建物の安全性を確保するための骨格を決めるのが仕事です。建築の構造は非常に複雑です。また様々な関係者と協力して進めていくことも求められる仕事です。
必要な資格
平成18年12月20日に公布された新建築士法で“構造設計一級建築士”というう資格が創設されました。
一級建築士資格取得後、5年の構造設計の実務経験を経ると構造設計一級建築士の受験が出来ます。
“構造設計一級建築士”の資格が無いと小規模な建物の設計しか出来なくなりました。平成21年5月27日以降は、高さ20mを超えるRC造や4階建て以上の鉄骨造などの建物は、構造設計一級建築士のみ設計出来ます。
どうやったらなれるの?
高校や専門学校、大学などで建築を学び、ゼネコンや設計事務所に就職するのが一般的です。
建築士や技術士の資格を取得し、キャリアアップを図ります。独立して建築事務所を立ち上げる方もいます。
一級建築士としての経験を積み、構造設計一級建築士の資格取得を行う という流れが一般的になっていきそうです。